セールスライティング

LPとセールスレターの違いとは?それぞれの特徴や具体例を詳しく解説

LPとセールスレターの違いとは?特徴や具体例を詳しく解説!
この記事でわかること
  • LPとセールスレターの違い
  • LPとセールスレターの使い方
  • LPとセールスレターの具体例

WEBマーケティングやコピーライティングを学んでいく過程で、「LP(ランディングページ)とセールスレターの違いってなに?」と疑問に思われたのではないでしょうか。

どちらも縦長の1ページのみで作成されており一見同じように見えますが、実際は使用する目的や内容が異なるため、作成する際にも注意が必要です。

そこで当記事では、LPとセールスレターの違いやそれぞれの特徴を具体的に解説します。

具体例として参考サイトや作成ツールなども紹介していますので、悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

LPとセールスレターの特徴

LPとセールスレターの違いを理解するためには、この2つが具体的にどのようなものかを把握しておく必要があります。

以下では、LPとセールスレターの特徴を簡単に解説します。

LP(ランディングページ)とは

LPとは、ターゲットとなる見込み客の顧客情報を収集することに特化したページのことです。

LPの特徴
  • 広告をクリックした時に最初に訪れるページ
  • 縦に長い独立ページ
  • 無料オファー
  • テキストは少なめで分かりやすい

ページに興味をもった人に対して、なんらかの特典を用意する代わりにメールアドレスや名前、住所といった顧客情報をもらうことを目的としています。

例えば「無料会員登録」「無料資料請求」「化粧品等の無料サンプル申込」などがそれに該当します。

相手に上記のような行動を促すことに特化しているため、HPのように他ページへのリンクはありません。

一般的には、テキストが端的にまとめられており、チラシのようなビジュアルで見やすく作られているという特徴があります。

セールスレターとは

セールスレターとは、商品を購入してもらうためのページのことです。

セールスレターの特徴
  • 縦に長い独立ページ
  • 有料オファー
  • テキストのボリュームが大きめ

見た目はLPと同じく、他ページに遷移するリンクが無く縦に長い独立したページとなっています。

セールスレターの場合は商品購入や申し込みを最終的なゴールとしているため、商品やサービスの情報はもちろん、読者の購買意欲が掻き立てられるようなテキストがしっかりと書かれているという特徴があります。

しかし、中には商品購入を促すページであっても「LP」と呼ばれる場合もあるため、必ずしもこの定義の限りではありません。

内容を確認し、判断すると良いでしょう。

 

LPとセールスレターの違い

それぞれの特徴を見ると分かるように、共に「相手に何らかの行動を促すためのページ」である点は同じですが、二つには明確な違いがあることが分かります。

分かりやすくまとめると、二つの違いは以下の2点です。

  • 役割や目的
  • コンバージョン(CV)のハードルの高さ

役割や目的

LPの目的:顧客情報を収集し「見込み客リスト」を作ること
セールスレターの目的:商品・サービスを購入してもらうこと

最終的なゴールが異なるため、それぞれのゴールに導くためのライティングやデザインでなければ反応の良いページを作ることはできません。

オファーの種類やページの目的を見極めたうえで、制作することが大切です。

コンバージョン(CV)のハードルの高さ

無料のオファーであるLPは、手軽にアクション(CV)を起こしやすく読者の心理的にもハードルが「低め」です。

それに対して、セールスレターは読者に「支払い」が生じるため、アクションを起こさせるハードルは「高い」と言えます。

そのため、セールスレターには読者に「欲しい」「今すぐ購入したい」と思わせるための高度なセールスライティングのスキルが求められます。

LPとセールスレターはどうやって使い分ける?

結論からお伝えすると、LPでリスト取りした顧客に対してセールスレターで販売するという使い分けが一般的です。

以下のようなDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の流れを知っておくと分かりやすいです。

DRMの流れ
  1. 見込み客リストの収集(集客)
  2. リストに向けて情報を発信し関係性を築く(教育)
  3. 顧客への商品販売

上記のように、DRMは購入見込みのあるユーザーをターゲットに販売促進を行う方法で、効率のよいマーケティング手法と言われています。

集客をしたい場合は「LP」、ある程度の関係性が築け教育ができた顧客に対して販売したい場合は「セールスレター」を用いる、というように使い分けると良いでしょう。

 

LPとセールスレターの具体例

LPとセールスレターの違いは、実際のWEBページを見てみるとイメージしやすくなります。
以下では、それぞれの参考事例を紹介しますので、ご自身で制作される際や学習に活用してみてください。

LPの参考サイト

アクサダイレクトの終身医療 LP

アクサダイレクトの終身医療 LP

勤怠管理システム「ハーモス勤怠」のLP

その他、LPの事例は「ランディングページ(LP)集めました。」にも多数掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

セールスレターの参考サイト

AFFINGER6(WordPressテーマ)のセールスレター

AFFINGER6(WordPressテーマ)のセールスレター

FXライントレード大全-ゴールドナビ式FX完全承継プロジェクト-のセールスレター-.png

FXライントレード大全 -ゴールドナビ式FX完全承継プロジェクト-のセールスレター

その他、セールスレターの事例は「縦長ページのデザイン 集めました」にもまとめられていますので、合わせて参考にしてみてください。

 

LPやセールスレターをWordPressで作成できるおすすめツール

LPとセールスレターの違いを理解したら、自分で制作してみたいという方もいるでしょう。

しかし、通常WEBデザインやコーディングのスキルがないとLPやセールスレターを作ることは困難です。

そのような場合は、WordPressのプラグインを使えば、簡単にLPやセールスレターの制作が可能です。

ここでは、おすすめのプラグインを2つ紹介します。

無料のプラグインなら「Elementer」

無料で作ってみるのなら「Elementer(エレメンター)」がおすすめです。

LP用のテンプレートが用意されており、使いたいテンプレートに沿ってテキストやデザインを編集するだけで簡単にLPが制作できます。

また、ドラッグ&ドロップでパーツを配置できるため、直感的に操作できるところも魅力です。

Elementerには有料版も提供されていますが、無料版でも充分に制作が可能です。

有料のプラグインなら「Danganページビルダー」

さらに高品質なLP・セールスレターを作るなら「Danganページビルダー」がおすすめです。

ElementerはLP等をドラッグ&ドロップで作れる点は良いですが、レスポンシブ設定や調整が面倒であったり、処理が遅いのが難点です。

一方、Danganページビルダーは面倒な調整が一切なく、処理もサクサク進むのでLPの設定で時間がかかるなんてことはありません。

デザイン済みのパーツが豊富に用意されており、それらを組み合わせるだけで簡単に綺麗なLPを作ることができます。

また、LP制作ができるプラグインの中で唯一日本語Webフォントに対応しているため、操作がしやすいところも人気の理由の1つです。

ポップアップ表示やカウントダウン機能といったマーケティングに役立つ機能も利用できるので、手軽に質の良いLPを作りたい場合にはとてもおすすめです。

「Danganページビルダー」のDLはこちらから
https://bit.ly/3tB6DNt

 

まとめ

LPとセールスレターでは「役割や目的」「CVのハードルの高さ」に違いがあります。

一方で、共通しているのは「相手に行動を促すためのページ」であることです。

どちらを制作するにしても、相手に行動を促すためのコピーライティングのスキルが必要になります。

コピーライティングのスキルをアップさせるためにも、多くのLPやセールスレターに触れてインプット・分析を行いましょう。

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