- セールスコピーライターの始め方
- セールスコピーライターの仕事の内容
- セールスコピーライターに必要なもの、スキル
当記事ではセールスコピーライターという仕事について解説します。
この記事を読めば、セールスコピーライターの仕事内容や必要なスキル、経験、収入について詳しくわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
セールスコピーライターとは
セールスコピーライターは、商品やサービスの魅力を伝え、購買意欲を高めるための文章を作成する専門家です。
商品やサービスの特徴やメリットを魅力的に伝えることで、消費者に影響を与え、商品やサービスの売上を増やす役割を担っています。
セールスコピーライターにはマーケティングの知識、優れた文章力、プロジェクト管理能力が求められます。
セールスコピーライターになるには
結論から言うと、セールスコピーライターは資格が不要なので、今この瞬間からなることができます。
とは言っても、セールスコピーライターと名乗れば稼げるわけではありません。
知識やスキルを身につけ、実績を罪化せねていくことで、安定して稼げるセールスコピーライターになれるのです。
文章を書くのが苦手な人でも努力次第で稼げるコピーライターになれるので、安心してください。
セールスコピーライターの仕事内容
セールスコピーライターの仕事内容は以下のようにさまざまです。
- メルマガやステップメールの原稿作成
- LP(ランディングページ)原稿作成
- DMやチラシ原稿作成
- セールスレター原稿作成
それぞれの仕事内容をご紹介します。
メルマガやステップメールの原稿作成
個人や企業が発行しているメールマガジンやステップメールの代筆をする仕事です。
特定の目的を達成するために複数のメールを順番に配信することで、ユーザーとの関係を構築し、コンバージョンを促進する手法のこと。メルマガの一種。
メルマガ、ステップメールともに配信設定までおこなうケースもありますし、原稿のみ納品するというケースもあります。
なお、原稿作成は1通だけの受注ではなく、10通などまとめて受注するのが一般的です。
LP(ランディングページ)原稿作成
LP(ランディングページ)とはメールアドレスなどのお客様情報をお問い合わせや無料プレゼントをきっかけに入力してもらうためのページのことで、そのLPの原稿作成をする仕事です。
セールスコピーライターの仕事は原稿作成がメインとなりますが、LPは原稿作成のあとにデザインやコーディングといったWebで見られるようにするための加工が必要です。
そんなデザインやコーディングもまとめて受注することができれば、さらに受注金額を伸ばすことができます。
DMやチラシ原稿作成
DMはすでに顧客情報を手に入れている個人向けに商品の宣伝目的に送られる印刷物やメールです。
チラシも目的としては同じようなものですが、新聞の折こみや店頭で不特定多数の方に配ることと、ネットを使わないのが大きな違いです。
ネット広告が流行っている昨今ですが、今でもチラシ制作の需要はあるので、DMやチラシの原稿作成を狙うというのもアリですね。
セールスレター原稿作成
セールスレターは商品を購入を促すページで、LPよりも長文になることが多いことや制作難易度が高いことから費用がLPよりも高くなる傾向にあります。
セールスレターもLP同様、セールスコピーライターの仕事は原稿作成がメインとなりますが、Web上で公開するためにはデザインやコーディング作業が必要となります。
デザインやコーディングも含めて受注することで受注金額を伸ばすことができるので、デザインやコーディングができる協力者を探して、デザインやコーディングも含めた受注をするのがおすすめです。
セールスコピーライターの収入
セールスコピーライターの働き方には大きくわけて「会社員」と「フリーランス」の2つの働き方があります。
ここでは、会社員のコピーライターとフリーランスのコピーライターの平均年収を紹介します。
会社員のコピーライターの平均年収
会社に勤めるコピーライターとして働くには広告代理店、出版社、制作会社に勤めるのが一般的です。
会社員のコピーライターの平均年収は484万円と言われています。
引用:求人ボックス給料ナビ
ただし、会社員の平均年収は勤める会社の規模によって変わりますので、規模別にまとめました。
◇企業の規模別の平均年収
- 小規模な会社のコピーライターの平均年収 300万円前後
- 中企業のコピーライターの平均年収 450万円前後
- 大手企業のコピーライター平均年収 600万円前後
ご覧のように勤める企業の規模によって、年収は大きく変わります。
やはり、大手の企業に入ることが収入を大きくするためには必要なようです。
大手企業の中でも特に有名な博報堂と電通の年収も紹介しておきます。
◇大手企業の年収
- 博報堂のコピーライターの予想平均年収 約1,000万円
- 電通のコピーライターの予想平均年収 約1,100万円
さすが、大手の会社になるとかなりの高収入を期待できます。
フリーランスのコピーライターの平均年収
フリーランスのコピーライターの平均年収は250万円です。
ただ、フリーランスのコピーライターの年収には個人で大きく差が出てしまいます。
一見すると会社員の方が年収が上のように見えますが、実際には1,000万円稼いでいるコピーライターもいますし、実際に僕もコピーライターとして独立し、初年度から年収1,000万超えを達成しました。
取り組み方次第でフリーランスのコピーライターは年収を伸ばすことができるということです。
セールスコピーライターに必要なもの
セールスコピーライターに必要なものを「環境・準備するもの」と「スキル」に分けてご紹介します。
環境・準備するもの
セールスコピーライターとして活動するうえで必須のツール(環境)をご紹介します。
パソコン
セールスコピーライターにとって、パソコンは欠かせないツールです。
なぜなら、クライアントとのコミュニケーションやプロジェクトの管理、文章の執筆など、ほとんどの業務がパソコンを使って行われるからです。
パソコンは快適なキーボードと大きな画面を備えたものを選ぶことで、長時間の作業も効率的に行うことができます。
※スマホでも作業できなくはありませんが、パソコンの方が圧倒的に作業効率が高いのでパソコンを使うことをおすすめします。
ただ、パソコンを持っていないし、購入する費用もなく、どうしてもスマホで働きたいという方は、こちらの記事でスマホでの取り組み方を紹介していますので、参考にしてください。
Wifiなどの通信環境
セールスコピーライターは、インターネットを頻繁に使用します。
クライアントとのメールやリサーチ、情報収集など、多くの作業がオンラインで行われるため、安定したWifiなどの通信環境が必要不可欠です。
高速かつ安定した通信環境を整えることで、スムーズな業務の遂行が可能となります。
スキル
セールスコピーライターとして稼いでいくために必要な5大スキルについてご紹介します。
- セールスライティングスキル
- マーケティングスキル
- 案件獲得スキル
- プロジェクト管理スキル
- コミュニケーションスキル
セールスライティングスキル
インターネット上で商品を売るための文章術「セールスライティング」のスキルは、セールスコピーライター必須のスキルです。
LP(ランディングページ)やステップメールを依頼するクライアントは、ただ文章を書いて欲しいのではなくあくまで「売れる文章」を書いてもらって商品を売れるようにしたいから依頼するわけなので、売れる文章スキルに価値があるわけです。
この売れる文章を書けるかどうか、文章で商品をたくさん売った実績があるかどうかが、セールスコピーライターとして稼いでいけるかどうかを左右します。
マーケティングスキル
「商品を売る」ということに焦点をおいて考えると大事なのが、このマーケティングスキルです。
セールスライティングと切り離せないスキルで、売れっ子のセールスコピーライターは必ず身につけています。
前述した通り、クライアントはあくまで「商品を売れるようにしたいから依頼する」わけなので、商品を売るために必要なスキルは全て身につけた方が良く、そのために必要なスキルがマーケティングスキルなんです。
誰をターゲットとすべきか、どうやって集客するのか、どのようにして販売するのがもっとも売上が上がるのかなど、クライアントの販売支援に役立つマーケティングスキルを身につけておくと案件を獲得しやすくなりますし、重宝されます。
案件獲得スキル
セールスコピーライターとして稼ぐのであれば、案件を獲得しないことには始まりません。
クライアントがいなければ仕事を依頼する人、報酬を支払う人がいないわけなので稼げるわけがないのですが、会社員や主婦の場合、案件を獲得する(顧客開拓をする)ということを考えたこともなかったという方も少なくありません。
案件を獲得することで初めて稼ぐことができるので、案件獲得で必要な案件を探すスキルや提案スキルなどを身につけることをおすすめします。
プロジェクト管理スキル
案件を獲得した後には、プロジェクトを進行管理する必要があります。
そこで必要になるのが、プロジェクト管理スキルです。
受注してから制作物の納品まで、スケジュールやタスクの優先順位付けなどプロジェクトを滞りなく進めるために必要な作業があります。
また、クライアントとの調整もあれば、外注する場合は制作パートナーとの調整も必要になります。
そして、収入を伸ばそうと考えると、複数のプロジェクトに同時に取り組むことも出てくるので、効率的に仕事を進めるためのプロジェクト管理が必要になるんです。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルって「ただ話すだけでしょ?誰でもできるんじゃね?」と思った方もいると思いますが、誰でもできているなら僕も言わないし、できていない人が多いからここでスキルとして挙げています。
ビジネスの世界ではこのコミュニケーションスキルが非常に重要で、相手を気遣ったコミュニケーションが取れない人は、ライティングなどのスキルが高くてもクライアントは離れるし、制作パートナーも報酬を支払ってくれるからといって付き合いにくい人からは離れます。
セールスコピーライターとして稼げるようになるために、コミュニケーションスキルを磨くということも意識していきましょう。
セールスコピーライターの始め方
セールスコピーライターになるためには、以下のステップを順に進めていく必要があります。
プロフェッショナルな視点から初心者に向けて、具体的な手順をお伝えします。
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STEP1文章力を磨くまずは文章力を磨くことが重要です。
セールスコピーライターは、商品やサービスの魅力を的確に伝えるために、魅力的な文章を書く必要があります。
具体例を挙げながら、読み手の興味を引く表現や説得力のある言葉の使い方を学びましょう。
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STEP2マーケティングの知識を学ぶセールスコピーライターになるためには、マーケティングの知識を学ぶことも必要です。
商品やサービスのターゲット市場や競合状況を把握し、ターゲットに対して響くメッセージを考えることが重要です。
マーケティングの基本的な知識を学び、ターゲットのニーズや欲求を理解するための情報収集を行いましょう。
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STEP3実践を重ねることで経験を積むセールスコピーライターになるためには、実際にコピーを書いて実践を重ねることが不可欠です。
経験を積むことで、自分の文章力やマーケティングの知識を磨くことができます。
実際のプロジェクトやクライアントからの依頼を受け、様々なジャンルやテーマに対応して実践力を高めましょう。
なお、仕事の取り方について詳しく知りたい場合は、以下の記事で紹介していますので参考にして下さい。
【実績ゼロからできる】セールスコピーライターの仕事の取り方!営業の流れやコツを徹底解説当記事ではセールスコピーライターとしての仕事の取り方や仕事の進め方を解説します。セールスコピーライターとして安定して稼げるようになるために、仕事の取れるようになることはもちろん、クライアントが満足する仕事の進め方をすることが非常に重要になります。ぜひ参考にしてください。... -
STEP4実績を上げて信頼を得るセールスコピーライターとしての実績を上げることで、クライアントや依頼主からの信頼を得ることができます。
クライアントや読者に対して提供する価値を示すことが重要です。
実績を上げるために、クライアントとの協力関係を築き、効果的なコピーを提供することで信頼を勝ち取りましょう。
まとめ
今回の記事では、セールスコピーライターのなるにはについて解説しました。
セールスコピーライターになるためには、ライティング技術を身につけることはもちろん、マーケティング知識を増やすことやセールススキルを身につけることも大切です。
こういったスキルは学びながら実践するのが最も効率よく身につきますので、ぜひ並行してやってみてください。
また、僕は他にもセールスライティングやセールスコピーライターとして稼ぐ方法をメルマガで配信しています。
今なら無料で参加できますので、興味がある方はぜひご参加ください。