- セールスコピーライターの仕事の取り方
- 営業先の探し方や単価の設定方法
- 仕事を取るためのコツ
「案件を獲得したいけど、どうすればいいかわからない」と悩んでいませんか?
そこで、今回は「実績ゼロからでもできるセールスコピーライターとしての仕事の取り方」について解説します。
この記事を読めば、セールスコピーライターとしての仕事の取り方や成功のためのポイントがわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
セールスコピーライターの仕事の取り方
セールスコピーライターとして成功するためには、案件の獲得が不可欠です。
ここでは、案件の獲得するための仕事の取り方について解説します。
仕事を取る際に意識すべきポイントは以下の4点です。
- 営業前の準備
- 営業先の開拓
- 価格の設定
- 契約時にやるべきこと
営業前の準備
営業前の準備は非常に重要です。
準備ができていなければ、どれだけ活動しても仕事を取ることはできないので、これから紹介する準備を必ずして下さい。
名刺
経営者交流会など対面で会う時に必須となるのが名刺です。
例え副業でセールスコピーライターをしているのだとしても、本業の名刺ではなく副業(個人)の名刺を作るべきです。
氏名や連絡先、請け負う仕事の内容、キャッチコピーなどを載せて、あなたのことが伝わる名刺を作成しましょう。
なお、名刺に書く内容には、LINEやFacebookなどのQRコードを載せておくのもおすすめです。
自己紹介・PR文
セールスコピーライターとして仕事を取るということは、=(イコール)自分が商品となるので、自分という商品を売るために、魅力や内容などをアピールする必要があります。
そのアピール方法として必要なのが自己紹介・PR文なのです。
自己紹介で氏名(本名)や顔写真など素性を明かすことはもちろん、セールスコピーライターとしての実績などしっかり書きアピールしましょう。
ポートフォリオ
ポートフォリオは仕事を取れるか否かを分ける重要なツールなので、必ず用意すべきです。
自分が手がけた作品集のことで、実務能力を評価してもらうための自己PRツール
すでに受注経験がある場合には過去の実績よりポートフォリオとして利用することができますが、これから始める方であれば当然実績はありませんし、ポートフォリオを持っていないと思います。
ですが、ポートフォリオというのは受注をしなくても作れるわけですから、自分で何かを売ることを想定して作るとか、制作費無料で受注して作るなどしてポートフォリオを用意しましょう。
営業先の開拓
準備ができたら次は営業先の開拓です。
以下の6つの営業開拓先より、複数選択して案件獲得に取り組みましょう。
- クラウドソーシング
- スキルシェアサービス
- ビジネスマッチングアプリ
- HPやSNSでDM送信
- コミュニティ・セミナー参加
- 経営者交流会
それぞれの特徴や取り組み方について解説します。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、個人や企業が不特定多数に業務委託として発注できるサイトのことで、Lancers(ランサーズ)やCrowdworks(クラウドワークス)が代表的なサイトです。
キャッチコピーの作成やLP(ランディングページ)の制作などの仕事が毎日のように募集されています。
募集者に対して「募集している内容を私に請け負わせてください」と請負金額とともに提案して、合意を得られたら受注となります。
登録者が多いことや相場が比較的安い傾向にあり、一見「クラウドソーシングを利用するのは損」と思いがちですが、募集数もまた膨大であるため初心者の方でも案件を獲得しやすい環境なので、実績が少ない間はクラウドソーシングを利用するのがおすすめです。
スキルシェアサービス
スキルシェアサービスとは個人のスキルを販売できるサービスのことで、代表的なものとしてココナラ、タイムチケットがあります。
スキルシェアサービスの場合、「LPの原稿作成」などのサービスを出品して購入されるのを待つだけなので、営業の労力がかからないのが特徴です。
販売戦略や実績次第で売上が伸びますし、無料で利用できるのでぜひ活用してください。
ビジネスマッチングアプリ
Pairs(ペアーズ)などの恋愛マッチングアプリを知っている方、利用したことがある方は多いと思いますが、ビジネスマッチングアプリは個人でビジネスをしている方でもない限り、利用した経験はないかと思います。
ビジネスマッチングアプリとは、ビジネスユーザーが集まるマッチングアプリで、営業目的や情報交換を目的に利用されています。
Yenta(イエンタ)やBizOn(ビズオン)が有名で、アプリによっては経営者限定などの規制があります。
ビジネスマッチングアプリで知り合い、関係性を作ることで案件獲得に繋げることができるので、まずは無料登録できるものを利用して感触を確かめてみましょう。
HPやSNSでDM送信
企業や個人のホームページやブログ、YouTube、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LinkedInなどのSNSを使ってDM(ダイレクトメッセージ)営業を行う方法です。
つまり、それだけ有効な手段ということです。
どこの企業も人手不足というのはよくあることなので、DMの内容によっては話を聞いてもらえるし、提案が通ることもあるのでチャレンジしてみて下さい。
オンラインサロン・セミナー参加
オンラインサロンやセミナーに参加して、主催者や参加者と関係を深めることで案件獲得につながることがあります。
1回や2回の参加ではなかなか関係値を深めづらいですが、何度も通っているうちに顔を覚えてもらうことができ、そこから発注につながるケースがあります。
セールスコピーライターに関わるオンラインサロンやセミナーでなくても、案件につながる可能性があるので、ジャンルを絞らずに積極的に参加しましょう。
経営者コミュニティ・交流会
BNI・守成クラブといった経営者コミュニティや、TACTなどの異業種交流会でも案件獲得は可能です。
ただ、経営者コミュニティの場合、数十万払って会員になる必要があるものが多く、また会員候補となる新規の紹介をノルマとしていたり、コミュニティの定例会に参加できないと罰則があるなど参加者側にいくつかデメリットがあるので、参加する場合はその点を理解したうえで参加しましょう。
価格の設定
仕事を取るうえで欠かせないのがサービスの価格設定。
極端な例ですが、LPの原稿作成を100円で依頼できるのか、それとも20万円で依頼できるのかでは、発注者側のハードルが段違いです。
価格ってどうやって決まるの?
価格は基本的に売り手の言い値です。
つまり、受注者となるセールスコピーライターが「そのサービスは●●円です」と言えばその通りになるということです。
ただし、実績が1つ2つしかないセールスコピーライターに「LP原稿作成は20万円です」と言われて買う人はまずいません。
だから最初は相場よりも価格を安く設定するのがおすすめです。
最初は収入よりも実績を優先しましょう。
値上げのタイミング
最初の値上げ(価格改定)のタイミングは、実績が少なくとも2〜3つできてからが望ましいです。
そこから徐々に値上げしていき、「売れたら値上げする、また売れたら値上げする」といった流れで少しずつ値上げてしていくのがおすすめです。
売れない価格で提供すれば今度は収入に困ってしまうのでそれでは本末転倒です。
売れることを確認しながら価格改定をしていきましょう。
契約時にやるべきこと
クライアントから発注したいと言われたらいよいよ契約です。
契約の時には以下の2点を実施しましょう。
- 報酬や納期などの取り決め
- 今後の流れの説明
報酬や納期などの取り決め
契約する前に必ず報酬、納期、作業範囲、納品方法を決めることが大切です。
クライアント側で決めている場合もありますが、作業範囲など決まっていないこともあるので、受注者側から積極的に確認をとりましょう。
また、口頭だけでなく契約書を作成するのがおすすめです。
契約を締結することで、費用を支払われないとリスクを軽減しましょう。
なお、契約書をクライアント側で用意していない場合は、ご自身で作成すべきです。
ネットで検索すれば契約書のテンプレートがありますので、ぜひ調べてみてください。
今後の流れの説明
今後の作業の流れやスケジュールを説明しましょう。
受注内容によって作業工程が異なりますが、ヒアリングや構成の作成、本文の記述、納品などを各フェーズごとに「いつまでにやるのか」「打合せは必要なのか」「提供していただきたい資料はあるのか」など細かく説明し、必要に応じて調整するのがおすすめです。
仕事を取るための営業のコツ5選
仕事をとるために欠かせない営業のコツ5選を紹介します。
案件を獲得したい、収入を伸ばして行きたいという方は必ず実践してください。
- プロとしてたち振る舞う
- 必ず対面(またはビデオチャット)で会話する
- 返信を早くする
- 可能な限り提案する
- 自分で発注してみる
プロとしてたち振る舞う
「セールスコピーライターです」と名乗って営業を始めた時点で、実績が乏しくても周りからすれば、あなたはプロのセールスコピーライターです。
「始めたばかりだから」とか「勉強中だから」「私は主婦だから」「副業だから」と言った理由(言い訳)は通用しません。
お金をいただいて仕事をする以上、プロであることを意識して営業活動しましょう。
必ず対面(またはビデオチャット)で会話する
「セールスコピーライター=ネットで稼げる」というイメージからか、対面で話すことを避ける人が多いのですが、これはNGです。
仕事を取るためにクライアントに信用していただくというのが重要な要素の1つになるからです。
というのも、クライアントとしても初めての取引の時は「この人、うちの要求を満たしてくれるかな」「バックれたりしないかな」など不安を抱えています。
このような不安を払拭するための一つの方法として対面(またはビデオチャット)で話して誠意を見せることが有効なんです。
返信を早くする
”仕事ができる人は返信が早い”というのをどこかで聞いたことありませんか?
これは概ね当たっていて、少なくとも返信が早い人は仕事ができるのは間違いありません。
この返信の早さは忙しい経営者ほど気にしているポイントです。
つまり、返信を早くすることを心がけていれば、「おっ、この人仕事ができる人だな」と評価を受けやすいということです。
実際、副業・フリーランス問わず返信が遅いばかりなので、返信を早くするだけでも一目置かれますよ。
可能な限り提案する
副業であれフリーランスであれ、仕事というのは基本的に自分で取りにいくものです。
(というか、自分から取りに行かなければ稼げません)
注文があったものだけを素直に遂行するのではなく、「追加でなにか提案できないか」を考え必要に応じて提案して行きましょう。
自分で発注してみる
仕事を取るための近道と言っても良いのが、この自分で発注してみることです。
自分で発注してみると、「どのような提案だったら興味をもつのか」「読もうと思うメッセージと読みたくなくなるメッセージの違い」などに気づくことができます。
「お金を支払うのはちょっと…」と思うかもしれませんが、それ以上に学べるものがあるので、一度は実践することをオススメします。
まとめ
今回の記事では、セールスコピーライターの仕事の取り方について解説しました。
案件が取れなければ収入を得ていくことができないので、今回お伝えしたコツを意識して営業活動をして行きましょう。
それと、僕はブログだけでなく、メルマガも発行しています。
メルマガでは、ブログでは話していないセールスライティングや案件獲得に関する有益な情報を話していますので、興味がある方はぜひご参加ください。
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