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コピーライティングの基礎3つのNOT(3つの壁)とは?例文を活用しながら突破する方法を解説!

この記事でわかること
  • コピーライティング3つのNOT
  • 3つのNOTを突破する方法

コピーライティングを勉強していると、3つのNOTという言葉を耳にすると思います。

3つのNOTは3つの壁とも言われていて、コピーライティングはこの3つの壁がある前提で書くことが基本です。

この記事では、コピーライティングの基礎ともいえる3つのNOTについてご紹介します。

コピーライティングの目的は、商品やサービスを購入してもらうことです。

3つのNOTを学ぶことで、読者の心を動かし、売れる文章が書けるようになります。

コピーライティングを勉強中の方や、コピーライティング初心者の方はぜひ参考にしてください。

コピーライティング3つのNOT(3つの壁)とは?

では早速、コピーライティングの3つのNOT(3つの壁)をご紹介します。

3つのNOT(3つの壁)とは以下の3つです。

3つのNOT(3つの壁)
  1. Not Read(読まないの壁)
  2. Not Believe(信じないの壁)
  3. Not Act(行動しないの壁)

この3つのNOTを突破することで、読者の心を動かし、売れる文章を書けるようになります。

コピーライティングのテクニックや心理技術は数多く存在しますが、全てのテクニックや心理技術は3つのNOTを突破するためにあると言っても過言ではありません。

3つのNOTはコピーライティングをするうえでは、基礎中の基礎になるので常に頭に入れて文章を書けるようになりましょう。

それぞれの壁を詳しく説明した後、3つの壁の突破方法をご紹介します。

①Not Read(読まないの壁)

読んでもらうために文章を一生懸命書くと思いますが、悲しいことに読み手はほとんどの場合文章を読みません。

あなたの日常生活を考えてみてください。

普段からメルマガや、広告チラシを隅から隅まできっちりと読みますか?

それと同じでネットでちょっと見つけた文章など流し読みされるのが当たり前なのです。

しかし、文章を書いていると気持ちがどんどん入って「こんなに一生懸命書いたのだから読まれるに決まってる!」と思ってしまいますよね。

ですが、残念なことにどんな文章も頑張って書くだけでは読まれません。

読者は文章を読まないことが前提であることを常に認識しておいてください。

②Not Believe(信じないの壁)

読み手に文章を読み始めてもらえたとしても、次に立ちはだかるのが信じないの壁です。

基本的に人はすぐに他人を信じないものです。

ましてや、ネットにある記事など、どこの誰が書いたかもわからない文章を簡単に信じる人は少ないはずですよね。

そんな中で「食事制限なし!3ヶ月で5キロ痩せた方法!」

と言われても本当に痩せるの?と思いますよね。

信憑性がないと信用してもらえません。

コピーライティングで売れないと悩んでいる方は、信じない壁へ対する意識が低いことが原因かもしれません。

せっかく、リサーチを積み重ねて書いた文章でも、読み手に信じてもらえなければ最終目的である「買う」という「行動」を検討してもらうことすらできないのです。

③Not Act(行動しないの壁)

読み手は文章を読んで信じたとしても、それだけでは行動しないのです。

買うか迷って結局買わない、後で買おうと思ったけど忘れた。
こんな経験ありませんか?

僕も経験があるのですが、購入を後回しにするとほぼ100%の確率で買わないです。

コピーライティングの最終目的は行動してもらうこと「買ってもらうこと」ですが、読者は行動してくれないのが現実です。

なので、行動を促す文章を書くことが必要になります。

 

3つのNOTを突破する方法

コピーライティングを学ぶうえで3つのNOTが重要であり、基礎中の基礎であることはおわかりいただけたと思います。

この3つのNOT(3つの壁)があることを知ったあなたはラッキーです。

あとは3つのNOTを突破する方法さえわかれば売れる文章を書けるようになるということなのですから。

というわけで、ここからは3つのNOTの突破方法をご紹介します。

①Not Read(読まないの壁)を突破する方法

読まないの壁を突破するには、読者の興味を惹きつける必要があります。

そこで重要なのがタイトルやキャッチコピーです。

興味を引いて読み進めないと夜も眠れなくなるようなタイトルをつけることが1番大切なのです。

興味を引くタイトルをつける方法の一部として

  • 簡易性や再現性を使う
  • ベネフィットを明確に提示する

という方法があります。

興味を引きつける時によく使われているのが、簡易性や再現性を訴求する方法です。

人は誰でも簡単で楽な方法で目的を達成したい生き物なので、「簡単」とか「たったの3分」と聞くと、頭では「そんなものあるわけが・・・」と思いながらつい読み進めてしまうのです。

例えば、キツい運動はせずにできるだけ楽にダイエットをしたいと考えている人がいたとします。

そんな人が

「飲むだけで痩せる!簡単ダイエット方法!」

「1日たったの3分でやせる!」

という言葉をみたらどうでしょう。

その後の文章を読みたくなりそうじゃありませんか?

「飲むだけ」「1日たったの3分」「簡単ダイエット」

これらの言葉で簡易性と再現性を使っているので「キツい運動はせずにできるだけ楽にダイエットをしたい」と考えている人はつい読んでしまいます。

また、ベネフィットを明確に提示することも重要です。

「飲むだけでやせる」

「たった3分でやせる」

これらはベネフィットといわれる「商品やサービスを買うことで手に入る未来」です。

人が商品を買う時は、この「商品やサービスを買うことで手に入る未来」を買っています。

なので、商品を紹介するよりもベネフィットをわかりやすく説明することが重要なのです。

極端な話をすると、「キツい運動はせずにできるだけ楽にダイエットをしたい人」は筋トレやサプリには興味が無くて「できるだけ楽をして簡単にやせること」に興味があるのです。

今回はダイエットがしたい人を例に出して解説しましたが、人によって興味を持つことが違うので、読まないの壁を突破するにはその人に合った「興味を持つ言葉」を使う必要があります。

壁を突破するために、その先を読まなければ夜も眠れないくらいに読者の興味を惹きつけましょう。

②Not Believe(信じないの壁)を突破する方法

信じないの壁を突破する方法は以下の3つです。

  • 理由を具体的に説明する
  • 根拠を説明する
  • 社会的証明、権威性を使う

読者に文章を信じてもらうためには、読み手の抱いている疑問を解決してあげることが重要です。

そのためには具体的な理由や根拠が必要になります。

具体的な理由や根拠が説明できたら、より信憑性を持たせるために社会的証明や、権威性を使いましょう。

例として、ダイエットサプリの紹介文で考えてみます。

ダイエットをしたいと思っている読者はやせたいからダイエット方法を検索するわけです。

「何度も挑戦したのに、ダイエットサプリを飲むだけでやせるはずない!」

と思いながら読む人も多いはずです。

そこで、なぜこのサプリを飲むとやせるのかということを読み手に教えてあげます。

「このサプリには、脂肪の燃焼を助けてくれるブラックジンジャーやカプサイシンが入っているので飲んで普段通りの生活をしているだけでやせるのです。」

具体的な説明はする時のポイントとして、ただ単に商品の詳細を説明する必要はありません。

大切なのは読み手がイメージできるかどうかです。

どんなに専門用語を並べて詳細な説明を語っても理解されないと意味がありません。

読み手にとってわかりやすい言葉で伝えることが重要です。

わかりやすい文章を書くコツは下記の記事で解説しているので参考にしてください。

https://nagamori-shop.com/copywriting/trick/?preview_id=1126&preview_nonce=a3bc70599a&_thumbnail_id=1139&preview=true

具体的な理由や根拠にプラスして、社会的証明、権威性として、

「100人中95人が実感した。」

「医者も認める」

という言葉を付け加えると信憑性が増し、信じてみてもいいかもと思うようになるのです。

なぜなら、人間心理として大勢の人の意見や権威のある人の意見を信用しやすいからです。

あなたもネットで気になる商品のレビューを見る時にレビューをしている人数が多い商品と少ない商品があったらレビューが多い方を買いたくなりませんか?

また、警察官の格好をした詐欺師が現金を預かるふりをして数百万円をだまし取ったなんてニュースもありましたよね。

このように人間というのは人の意見や権威を信用するかどうかの基準にしているので、社会的証明や権威性は信用されない壁を突破するためには必須の要素なのです。

③Not Act(行動しないの壁)を突破する方法

人はどうしても「今」買う理由が無いと「また後で買おう」とか「他の商品と比較してみよう」と考えるので、購入してもらえる確率が格段に下がります。

なので、行動(購入)してもらうためには、読み手に「今」行動しなければならないことを伝える必要があるのです。

読み手に行動してもらう方法として、以下の2つの方法があります。

  • 読者に限定性や緊急性を提示する
  • 魅力的な特典をつける

読者にメリットを提示する際に使えるのが、限定性や緊急性です。

これは、よくテレビショッピングでも見かけると思います。

「今から30分間以内のご注文で半額!」

「期間限定でプレゼントをおつけします!」

「30分以内」や「期間限定」という言葉を使うと、せっかく買うならお得に買いたいとう心理が働き、つい行動(購入)してしまうのです。

例えば、スーパーのタイムセールや期間限定で販売される〇〇バーガーのように「今」買う理由があると人はついつい買ってしまいます。

また、人は特典に弱い生き物です。

通販番組などで「この番組の放送中に注文をしていただいた方には特典として〇〇をおつけいたします!」といって特典をつけるのそのためです。

単純に商品として特典の内容を渡さないのは、それだけ効果があるとわかっているからです。

この特典も「さらに!」「さらにさらに!」と数を増やせば増やすほどにお得感が増していきます。

とはいえ、全く興味の湧かない特典をつけても逆効果なので、ただ単純に数を増やせばいいというわけではありません。

相手が欲しいと思うものを特典につけることが重要です。

行動してもらうために緊急性や限定性、特典を使って読者の背中をガンガン押してあげましょう。

 

まとめ

コピーライティングには3つのNOTがあることをおわかりいただけたと思います。

この3つのNOTを乗り越える方法を知っていれば、売れるコピーライティングができるのです。

コピーライティングの最終的な目的は、読者の心を動かして商品を買ってもらうことです。

今回紹介した3つのNOTを突破する方法は、コピーライティングのコツとしてもよく使われています。

こちらの記事でコピーライティングのコツを紹介していますのであわせて読んでみてください。

https://nagamori-shop.com/copywriting/trick/

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