- セールスライティングの料金の相場
- セールスコピーライターの報酬体系
「セールスライティングの仕事を外注したいけど、料金相場がわからない」とお困りではありませんか?
ネットで商品を販売したいと思った時、選択肢の一つとして外注することが考えられますが、どこにいくらで頼めばいいかわからないですよね。
そこで今回は、セールスライティングの料金相場について解説します。
セールスライティングの相場は業務内容や契約形態によって変わるので、発注したい内容に合わせて外注先を探すようにしましょう。
この記事を読めばセールスライティングの料金相場はもちろん、発注したい内容と予算に合わせた外注先を見つけることができるようになります。
セールスライティングの料金相場は?
セールスライティングの料金相場は業務内容によって異なります。
さらに、契約方法によっても依頼できる内容や料金が変わります。
セールスライティングの種類と相場について詳しく解説するので、ご自身が依頼したい業務内容と照らし合わせてみてください。
セールスライティングの種類と費用
一般的に依頼できるセールスライティングの種類は主に以下の5点があります。
- メルマガ
- LP(ランディングページ)
- DMやチラシ
- セールスレター
- キャッチコピーやネーミング
それぞれの相場を詳しくご紹介します。
メルマガの相場
メルマガの相場は一通あたり5,000円〜3万円です。
メルマガは主にビジネスにおける教育の部分を担っている施策の一つです。
基本的に1通だけ依頼するのではなく、何通かまとめて依頼するのが一般的な依頼方法となります。
なぜなら、毎回人を変えて執筆してしまうと、ご自身の希望を毎回伝えるのも面倒なうえに、メルマガの書き方にばらつきが出てしまう恐れがあるからです。
なので、メルマガの報酬体系としては長期で同じ人と契約するか数十通まとめて依頼するのがおすすめです。
メルマガぐらいなら自分で書けそうと思うかもしれませんが、売上に直結する部分でもあるので、ご自身で書くのはおすすめしません。
LP(ランディングページ)の料金相場
LPの料金相場は5万円〜30万円です。
LP(ランディングページ)はメールアドレスなどのお客様情報をお問い合わせや無料プレゼントをきっかけに入力してもらうためのページです。
基本的に無料のオファーをするので、お客様にとって心理的ハードルが低くいため制作難易度は低めです。
フリーランスから大手の制作会社まで依頼先が多くあることから、料金の振り幅も広くなっています。
LPは自分で作成しようとしても手間もかかり、技術も必要となるため依頼することがおすすめです。
DMやチラシの料金相場
DMやチラシの料金相場は3万円〜15万円です。
DMはすでに顧客情報を手に入れている個人向けに商品の宣伝目的に送られる印刷物やメールです。
チラシも目的としては同じようなものですが、新聞の折こみや店頭で不特定多数の方に配ることと、ネットを使わないのが大きな違いです。
最近では電子版も見受けられますが、基本的には紙媒体なので印刷代などに高いコストがかかってしまいます。
自分で作成し大量に印刷したものの、全然結果に繋がらなかったという失敗をしないために、多少料金は高くてもプロに任せるのがおすすめです。
セールスレターの料金相場
セールスレターの料金相場は10万円〜50万円です。
セールスレターは買ってもらうことを目的として作るため、制作難易度が高いことからLPよりも費用は高い傾向にあります。
商品が高額になるにつれてお客様の心理的ハードルは上がっていくので、高額商品のセールスレターは特に制作難易度が高いです。
セールスレターの料金は安くありませんが、売り上げに大きく関わるのでちゃんとプロのコピーライター(セールスコピーライター)に依頼することをおすすめします。
なぜなら、どんなに頑張って集客をしたところで、お客様が商品を購入してくれないと1円も売上が立たないからです。
つまり、ビジネスの根幹を担っているのはセールスの部分であり、セールスレターのクオリティはビジネスの成否に大きく関わるということです。
なので、セールスレターの制作はプロに任せるようにしましょう。
スキルの高い人に頼むには、高額な報酬を用意する必要がありますが、そこから発生する利益を考えれば十分投資した分は回収できます。
キャッチコピーやネーミングの料金相場
キャッチコピーやネーミングの料金相場は1万〜10万円です。
中には1提案で1万円としている企業もあれば、複数提案で3万円としているような企業もあるので値段に差が出ています。
新商品のネーミングをつけて欲しい時や会社のキャッチコピーを考えてもらいたい時に依頼することがあると思います。
キャッチコピーやネーミングを依頼する時は単発で契約することが多いです。
セールスライティングの種類と相場をご紹介しましたが、これはあくまでも一例です。
セールスライティングの費用は報酬体系でも異なります。
報酬体系でセールスライティングの費用は変わる
セールスライティングを依頼する時の費用は、報酬体系でも異なります。
報酬体系は主に4つあります。
- 文字数
- 単発報酬
- 成果報酬
- 月額報酬
これらは依頼するセールスライティングの種類によって決まることが多いので、それぞれの特徴をご紹介します。
文字数やページ数での支払い
これは、文字単価やページ単価に沿って作業量に対して報酬を支払う方法です。
1文字1円〜で3,000文字など、ブログ執筆代行の報酬体系としてよく見受けられます。
単発報酬
単発報酬はセールスレターやLPの作成を依頼する際に払う方法としてよくあります。
- 支払う金額が決まっていて、一回の支払いで完了する
- 効果が大きかった場合は元を取ることができる
- 全く効果がなかった時に赤字になってしまう
- 改善が必要になった時に再度費用がかかる
LPに30万円支払った場合、売り上げが10万円しか伸びなかったら20万円が赤字ということです。
単発報酬での支払いは金額もあらかじめ決まっているのでわかりやすい報酬体系となります。
成果報酬
成果報酬はその名の通り、成果に応じて報酬を支払う方法です。
依頼する範囲にもよりますが、利益の5〜20%の支払いが相場です。
- 赤字になるリスクがない
- 初期投資が必要ない
- 売上額が大きいと、支払う金額も増える
- 最終的に支払う金額は単発よりも高くなる
デメリットとして売り上げ額が大きいと支払う金額も増えますが、売り上げが増えることにこしたことはないので、依頼した方も損をすることはないと思います。
セールスコピーライターの立場からすると、売れるだけ報酬がもらえるのでWINWINな関係を築きやすい報酬体系です。
月額報酬
月額報酬は、長期で契約した場合などの支払い方法です。
一度依頼をして、もう一度お願いしたい場合や、継続して依頼をしたい時によく見受けられます。
メルマガの作成依頼などによく使われ、長く付き合うことで信頼関係を築きやすいです。
- 優先的に依頼を受けてもらえるようになる
- 打ち合わせの手間が少ない
- 成果に関わらず費用が発生する
- 他社に取られた時に代わりを探すのが大変
フリーランスのセールスコピーライターには契約している企業以外から声がかかることもあります。
そんな時に他社に移ってしまう可能性があるのですが、そうなると他の外注先を探さないといけなくなります。
打ち合わせも最初から行うことになり、代わりのライターを見つけるのも大変なので、契約しているライターさんにはなるべく継続して欲しいのではないでしょうか。
そんな時は、報酬を良くしたり作業を減らしたりして継続してもらえるようにすると継続してもらえる可能性が上がるので試してみてください。
ライター側からしても、条件面を調整してもらえれば継続が可能な場合もありますし、継続してほしいと言われることは嬉しいことでもあります。
セールスライティング外注先の探し方
セールスライティングの外注先の探し方は主に以下の4つです。
- 広告代理店などの企業
- SNS
- クラウドソーシングサイト
- ココナラ
それぞれの探し方について、メリットとデメリットを解説したいと思います。
広告代理店などの企業
コピーライティングの外注と聞いて一番に思い浮かぶのが広告代理店や制作会社などの企業だと思います。
- HPなどをみて料金をある程度予測することができる
- クオリティのばらつきが少ない
- 料金が高くなってしまう
- ライティングは外注している会社もある
広告代理店は大企業から個人経営の小規模な会社まで様々で、専属のセールスコピーライターが居ない場合、外注している会社もあります。
それなら最初からライターを探した方が中間マージンが発生しない分お得な場合もあります。
また、小規模な会社ほど料金は安い傾向にあり、規模が大きくなるほど料金も高くなるのが特徴です。
SNS
SNSでフリーランスのセールスコピーライターに依頼すると関わる人の数が少なくなるため、企業に比べて費用を抑えることができます。
- 費用を抑えられる
- 要望に合わせてもらいやすい
- 契約内容の認識の違いでトラブルになることがある
- 人によって能力に差がある
フリーランスに依頼すると費用を抑えられるというメリットはありますが、成果物のクオリティや納期、業務範囲の認識の違いからトラブルになる恐れもあります。
- 納期
- 業務範囲
- 支払い方法
- 支払期限
など、事前に認識のズレが無いように確認しておくことが、トラブルを防ぐためには重要です。
なお、外注の際は発注前にコミュニケーションをとって信頼できる人かどうか確認してから依頼することをおすすめします。
コミュニケーション能力や実績など、実際に聞く方がわかりやすいです。
また、知り合いから紹介してもらうのもおすすめです。
ある程度信頼関係のある人から紹介された人であれば、大きなトラブルになる確率はかなり下がります。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトは、仕事を発注したい人と仕事を受注したい人を繋げてくれるマッチングサイトです。
クラウドソーシングサイトの代表例としては、クラウドワークスやランサーズといったサイトです。
- 数多くの種類のコピーライティングを依頼することができる
- コンペ形式にすることで複数の提案から選ぶことができる
- 応募してきた中からコピーライターを選ぶのが大変
- ライターの室にばらつきがある
クラウドソーシングサイトは無料で登録することができ、金額なども自分で決めることができるのでおすすめです。
しかし、玉石混交といった感じでライターの質にはかなりのばらつきがあります。
発注して成果物を受け取ってから「これじゃ使えない・・・。」なんてことはよくあることです。
なので、受け取った成果物が良いのか悪いのか判断する自信がない人は、信頼できる人を紹介してもらうかある程度規模の大きい制作会社にお願いするようにしましょう。
また、予算を上げて個人の方を探すのもおすすめです。
低予算でセールスコピーライターさんを探すと、どうしても駆け出しのライターさんや実績の少ないライターさんに頼まざるを得ないので、質にばらつきが出てしまいます。
ココナラ
ココナラとは自分のスキルをフリマアプリのように出品し、クライアントに買ってもらうというサービスです。
- 多くのコピーライターの中から依頼することができる
- 探せば費用を安くできる
- 安さ重視にしすぎると質が落ちる
- 登録者数が多く適切な受注先を見つけるのが大変
ココナラは登録者数も多いことから安く済ませたい場合は探せばいくらでも受注先は見つかります。
ですが、安くて成果を出せる外注先を見つけるのは難しいです。
なので、セールスライティングの外注先はクオリティーを基準に考えるのがおすすめです。
LPやセールスレターはデザイナーやWEB制作会社に頼みがちですが、セールスコピーライターに依頼しましょう。
デザイナーやWEB制作会社は「作る専門家」であり、セールスコピーライターは「売る専門家」です。
なので、商品やサービスを売りたい時にはセールスコピーライターに頼むのがおすすめです。
まとめ
この記事では、セールスライティングを依頼するときの相場や依頼先についてご紹介しました。
今回紹介したのはあくまでも一例で、セールスライティングの費用は依頼内容によって変わりますが、セールスコピーライターを探している方の参考になれば幸いです。
依頼する時に一番困るのが成果物やポートフォリオのクオリティが判断できないということです。
なので、外注担当の方や個人で外注先を探されている方は一度ご自身でセールスライティングを学んでみることをおすすめします。
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