この記事でわかること
- 独学・未経験でもコピーライターになれるか
- 未経験でコピーライターになる方法
- コピーライターに向いてる人の特徴
これからコピーライターを目指そうと思っている人にとって、どうやったらコピーライターになれるのか気になるところですよね。
コピーライターはほとんどの人にとっては馴染みがなく、コピーライター業界の情報もほとんど出回っていません。
そこで、今回はコピーライターになるにはどうすればいいか解説していきたいと思います。
この記事を読めば、どうすればコピーライターの仕事を始められるかわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
独学・未経験でもなれる?
結論から言うと、独学・未経験でもコピーライターになれます。
コピーライターになるということは、広告やHPで企業ブランディングなどに利用されるキャッチコピーを作る業務を行うということになります。
キャッチコピーを作るために必要な資格や条件は無いので、どんな人でもコピーライターになれるのです。
つまり、コピーライターとはあくまで肩書きであり、極端な話をすると今日から「私はコピーライターです!」と名乗ってしまえば、誰でもコピーライターになれるのです。
コピーライターになるにはどんな方法がある?
誰でもコピーライターになれるからといって、キャッチコピーを書く仕事ができるかと言うとそうではありません。
そもそもキャッチコピーを書く仕事が無いとコピーライターとしての仕事をすることはできません。
なので、コピーライターとして仕事をするならキャッチコピーを書く仕事を自分で獲得するか、キャッチコピーを書く仕事がある場所に身を置く必要があります。
つまり、コピーライターの仕事がある企業に入るか自分で仕事を取る必要があるのです。
そこで、これからコピーライターを目指す方法として、どんな選択肢があるのか紹介します。
大きく分けるとコピーライターになる方法は次の2つに分けることができます。
- 新卒の場合
- 新卒以外の場合
それぞれのパターンについて解説したいと思います。
新卒でコピーライターになるには?
コピーライターは各種業界の企業や商品のキャッチコピーを作ります。
コピーライターが勤める会社は、広告代理店のクリエイティブ部門とWEB制作会社、編集プロダクション、PR会社などの制作会社です。
そのため、新卒でコピーライターになるには以下の選択肢が考えられます。
- 広告代理店に就職
- 制作会社に就職
- オンラインショップの運営をしている企業に就職
基本的には大学や専門学校を卒業してから広告代理店や制作会社に就職するのが一般的な方法です。
ですが、採用の条件として高卒以上の企業もあるので、高卒でもコピーライターになることは可能です。
では、それぞれの就職先について解説したいと思います。
広告代理店に就職
まず、コピーライターになるには出版・広告業界に入るのが基本的な方法です。
なぜなら、CMを始めとする広告に使われるイメージコピーは広告代理店で作られているからです。
特に大手の広告代理店ではクリエイティブ部門が大きいので、多くのコピーライターが所属しているのです。
ですが、一般的には大手の広告代理店の倍率は50倍〜100倍と言われていて、入るとなると難易度はかなり高いです。
しかも、そんなに狭き門をくぐり抜けても、まずは「総合職」として就職して、その後適性試験や能力をみて選抜されます。
そのため、一旦マーケティングや広報など他の職種で就職して、コピーライターに必要なスキルを学ぶという方法があります。
コピーライターになるとマーケティングも広報の知識も必要になるので、どんな形であれ学んでおいて損はないです。
大手の広告代理店への就職を目指す場合、学歴が大卒以上であることは必須です。
電通や博報堂のような大手の広告代理店は採用条件を大卒以上としています。
なお、有名なコピーライターの方は大手の広告代理店に勤めていた、もしくは現在も勤めている方が多いので、興味のある方は以下の記事を読んでみてください。

制作会社に就職
制作会社やプロダクションは大手の広告代理店よりも規模が小さな会社が多く、その多くが大手の広告代理店から依頼を受けています。
一般的に大手の広告代理店は案件を受けると社内制作と外部委託に振り分けるのです。
そして、各種制作会社に委託するので、制作会社に入るとコピーライターとしての仕事をすることができます。
また、大手の広告代理店とは違い、適性試験や能力による選定もない場合があるので、コピーライターとしての仕事をさせてもらえる可能性も高くなります。
どうしても広告代理店に入りたいというわけではないなら、制作会社に入ってコピーライターとして働き始めるのもアリだと思います。
オンラインショップの経営をしている企業に就職
オンラインショップを運営している企業にもコピーライターの仕事があります。
なぜなら、商品の企画や広告の運用など自社商品の販促に関わる業務は全てコピーライターの仕事と言えるからです。
この場合は、キャッチコピーを作ることもありますが、セールスコピーと呼ばれる商品やサービスを売ることに特化した文章を書く業務も任されるかもしれません。
セールスコピーについて詳しく知りたい方は下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

新卒以外でコピーライターになるには?
たとえ新卒ではなく、出版・広告業界に勤めていない方でもコピーライターになることは可能です。
方法としては以下の2つの方法があります。
- 転職する
- フリーランスになる
どちらの方法であっても共通するのが、新卒でコピーライターになるより難易度は高いということです。
ですが、取り組み方次第では十分コピーライターになることが可能なので、どのようにしてコピーライターになるのか解説していきます。
転職する
転職先としては新卒の場合と同じで、広告代理店のクリエイティブ部門とWEB制作会社、編集プロダクション、PR会社などの制作会社に転職するのがおすすめです。
なお、転職の場合は、新卒の時と違って年齢や経験してきた業務によって転職の難易度が変わります。
自分がどんな会社なら転職できそうか転職エージェントに相談するか、実際に応募してみて自分が受かるかどうか試してみましょう。
フリーランスになる
フリーランスであれば、自分がコピーライターと名乗り始めた瞬間からコピーライターになることができます。
いきなり会社を辞めてフリーランスになるのもアリですが、まずは副業から始めることをおすすめします。
実は、会社に所属していなくても、コピーライターとして仕事をする方法はたくさんあるのです。
例えば「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトでは、「コピーを書いて欲しい」という仕事の依頼がたくさんあります。

(引用:クラウドワークス)
クラウドソーシングで案件を獲得してフリーランスで生活できるぐらいの収入を得ることが可能です。
また、一般公募の広告賞に応募して受賞することでコピーライターへの道を目指す方法も考えられます。
コピーライターに経験や資格などは関係なく、あくまでも実力での勝負になるので、能力さえあれば誰でもコピーライターにはなれるのです。
知識やスキルは独学で学ぶ方法もいいですが、やはり人に教えてもらう方が上達のスピードは早いでしょう。
なので、できるだけ早くコピーライターとして活動を始めたい方はコピーライター講座で学ぶことをおすすめします。
コピーライターに向いてる人の特徴
どんな仕事でも向き不向きがあると思います。
その道で活躍できるかどうかは、現段階で自分に適性のある職業を選べているかがとても重要です。
ここでは、後から身につけられるマーケティングやデザインの知識ではなく、自分で意識しても身に付けにくい適性の部分に絞って紹介したいと思います。
なお、コピーライターに向いてる人の特徴は以下の3つです。
- 言葉選びのセンスがある
- 文章を読んで感情が動く
- 協調性がある
では、コピーライターに向いてる人の特徴を詳しく解説したいと思います。
言葉選びのセンスがある
コピーライターは短い文章の中で人の心に残る言葉を書かないといけないので、言葉選びのセンスはどんな職業よりも求められます。
たった十数文字の中でインパクトや共感、感動を伝えなければならないので言葉選びのセンスが問われます。
普段から色んな言葉に注目して言葉への感度を上げていくことでセンスは磨かれるので、日頃から言葉や文章に注目しているかどうかが問われるでしょう。
文章を読んで感情が動く
文章や言葉で人の感情を動かすコピーライターにとって、文章や言葉を読んだ時に感情が動くかどうかは重要です。
なぜなら、文章や言葉を読んで感情が動いたことがない人に人の感情を動かすことはできないからです。
あなたは日頃から文章や言葉を読んだ時に「このキャッチコピー面白いなー」とか「この表現なんかいいな・・・」など思うことはありますか?
もし、思うならコピーライターの適性があるかもしれません。
コミュニケーション能力が高い
コピーライターは一人でもくもくと文章を考えたり、作業をしたりしているイメージがあるのではないでしょうか。
ですが、実際には高いコミュニケーション能力が求められる職業です。
コピーライターの仕事では、デザイナーやマーケッターなど色んな業務を担当する方とチームを組んで打ち合わせを行いながら作業を進めていくので、コミュニケーション能力が必要になります。
特にフリーランスの場合であれば、案件を一人では抱えきれない業務を外注して進めないといけないので、外注さんと上手くコミュニケーションを取りながら作業を進める必要があります。
まとめ
「コピーライター」とはあくまでも肩書きなので、経験や資格などは無くても能力さえあれば誰でもなることができます。
ただ、コピーライターとして必要なスキルや知識があるので、普段から勉強したり言葉や文章に対しての感度を上げておいたりする必要があります。
できるだけ早く上達を目指したいという方は、コピーライティングを人に教えてもらう方が早いので、講座に入って学ぶのがおすすめです。
ちなみに、今回紹介したのは広告のキャッチコピーを作るイメージコピーライターになる方法です。
一方、商品を売ることに特化した文章を書くセールスコピーライターという職業もあり、近年インターネットの普及ともに需要が増えてきています。
もし、副業や独立して年収をアップさせたいという方には需要が増え続けているセールスコピーライターになることをおすすめしています。
なお、僕の運営するオンラインセミナーではセールスコピーライターとしての稼ぎ方やコピーライティングのコツなどをお伝えする講座を無料で配信しています。
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