- コピーライティングのコツ
- コピーライティングで使えるテクニック
この記事ではコピーライターが使うコピーライティングのコツとテクニックをご紹介します。
コピーライティングといっても2種類ありテレビCMに使われるような短くてリズム感のいい文章であるイメージコピーと、LPやダイレクトメールに使われるセールスコピーがあります。
どちらも、文章を読んだ人の心を動かし、最終的に商品やサービスを販売することが目的ですが、今回はセールスコピーのコツについて解説したいと思います。
この記事を読めば、コピーライティングを学んでいるのになかなか稼げないと悩んでいる方でも売れる文章を書けるようになるので、今すぐ稼ぎたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
コピーライティングで使える簡単なコツをご紹介
それでは早速、コピーライティングで使えるコツをご紹介していきます。
- わかりやすい文章を心がける
- 読み手の気持ちになって書く
- 具体的に書く
- 好奇心を刺激する
- 表や図を使う
それでは、この5つのコツを詳しくご説明します。
このコツを取り入れて、文章力の向上にお役立てください。
わかりやすい文章で書く
コピーライティングでいうわかりやすい文章とは、誰が読んでもわかる文章ということです。
目安としては小学生が読んでもわかるくらいの文章で書くことです。
わかりやすい文章を書くコツは以下の2つとなります。
- 専門用語を使いすぎない
- 話しかけるような言葉で書く
それぞれのコツについて解説していきます。
専門用語を使いすぎない
文章を読んでいて、専門用語が並んでいると読むのが辛くなることはありませんか?
専門用語が多く並んでいると、それだけで読み手の負担になるので、文章には小学生でもわかるような言葉を使う必要があります。
コピーライティングは論文のように専門的な用語は必要ないのです。
例えば化粧品のコピーライティングを想定してみてください。
例文1「お肌のターンオーバーは28日と言われています。」
例文2「お肌の細胞は28日かけて生まれ変わると言われています。そのことをターンオーバーと呼びます。」
例文1と例文2では、どちらが分かりやすいですか?
まず、ターンオーバーを知らない人が例文1の文章だけ読んでも理解することは難しく、伝わりにくいですよね。
なので、専門用語はなるべく使わない方が良いのです。
もし、専門用語を使うときは、前後に説明を入れるようにすると分かりやすくなります。
話しかけるような言葉で書く
わかりやすい文章を書く時には、読者に話しかけるように書くことも大切です。
読者に語りかけるように書くことで、読者の興味を引き出すことができます。
例文1「お風呂の排水溝掃除はとても面倒だ。」
例文2「お風呂の排水溝掃除が面倒くさいと思ったことはありませんか?」
下の例文の方が、自分に語りかけられてるように感じませんか?
また、「わかる〜!」と共感もしやすいと思います。
共感をしてもらうことで、文章を読んでもらえる確率も上がります。
わかりにくい文章の特徴に関しては下記の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

読み手の気持ちになって書く
自分が読み手ならどのような言葉に惹かれるか考えてみましょう。
例文1「新鮮な牛乳」
例文2「まるで搾りたてのように新鮮な牛乳」
ただ、新鮮と言われるより「搾りたて」という言葉を付け加えた方が、より新鮮なイメージが湧きますよね。
コピーライティングは対面販売とは違い、読んでもらえないことがほとんどです。
読者の視覚に訴えることが重要になります。
読み手のニーズを考える
読み手のニーズを考えてみると自然と文章にも変化がでてきます。
例えば、スノーブーツを買いたいと思っているとき、どんな言葉を言われたら購入しようと思いますか?
例文1「このスノーブーツを履けば雪の日も外を簡単に歩けます。」
例文2「このスノーブーツなら撥水加工、防寒対策もバッチリなので雪の日でも快適に歩けます。」
どちらの方が欲しいと思いましたか?
スノーブーツに求めるものは、雪の日も足元を暖かくすることではないでしょうか。
読み手のニーズを文章に組み込むことで、購買意欲を高めることができます。
具体的に書く
具体的に書くということが大切だと分かっていても、「たくさんの◯◯」や「いろいろな〇〇」という表現をよく使ってしまうものです。
例文1「レモンにはたくさんのビタミンCが含まれています。」
例文2「レモンには100gあたり50mgのビタミンCが含まれています。」
具体的に書くことで信憑性のある文章を書くことができるようになります。
曖昧な表現はできる限り避け、具体的に示すようにしましょう。
好奇心を刺激する
読み手の興味を惹きつけて文章を読ませるコツとして、好奇心を刺激する方法があります。
好奇心を刺激するには文章の内容を読者に想像させることが重要です。
タイトルや、小見出しで使うとより効果的です。
例文1「コピーライティングのコツは、分かりやすい文章を心がける、読み手の気持ちになって書く、具体的に書く、表や図を使うことです。」
例文2「コピーライティングのコツは4つあります。そのコツを使うことで文章力アップ間違いなし!」
例文1のように最初から答えを書いてしまっては、解決してしまい、読まなくても大体の内容が分かってしまいますよね。
例文2だと「4つのコツってどんなコツなんだろう?」と想像してしまいませんか?
何もかも説明しすぎてしまうと読者の読みたい気持ちを妨げてしまうことがあります。
タイトルや小見出しなどにぜひ使ってみてください。
表や図を使う
読者の中には流し読みで読む人も少なくありません。
そんな時に、ひたすら文字だけが書かれているのと、表や図があるのとでは読みやすさに大きく差が出ます。
例文1「この化粧水には、ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキス、セラミド、スクワランが入っています。」
例文2
含まれる成分 ヒアルロン酸 ローヤルゼリーエキス セラミド スクワラン
このように、表でみた方が見やすい場合があります。
目安として情報が3つ以上ある時は、表を使いましょう。
また、箇条書きにするのもおすすめです。
売れるコピーライティングに使うテクニックとは?
ここからは、テクニックのご紹介です。
コピーライティングのテクニックは以下の要素に分けることができます。
- 限定性、緊急性
- ベネフィット
- 簡易性、再現性
- 社会的証明
- 権威性
それぞれの要素について解説したいと思います。
限定性、緊急性
これは、「今だけ」「30分限り」「期間限定」などと時間や期間、人数などを限定することで、レア感や特別感を生み出します。
そうすることで、購買意欲を高めることができるテクニックです。
例文1「今だけ100円!」
例文2「夏季限定商品!」
例文3「会員登録された方のみ限定でプレゼント配布中!」
このテクニックはよく使われていて、取り入れやすいテクニックの1つです。
ベネフィット
ベネフィットとはその商品をその商品を買った際に得られる未来のことを指します。
このベネフィットのために読者は商品を購入するのです。
例えば、ダイエットサプリを売りたい時、ターゲットである読者は痩せたいからサプリを買おうか悩んでいることは想像できると思います。
そこで、そのサプリの成分だけを伝えても購買意欲は掻き立てられません。
「痩せる」という結果を読者は求めているからです。
例文1「このサプリにはブラックジンジャーやカプサイシンなどが含まれています。」
例文2「このサプリにはブラックジンジャーやカプサイシンが含まれているので、脂肪燃焼をて助けてくれ、スリムボディーを手に入れることができます。」
例文2のように、最終結果となるベネフィットを入れるだけで、商品の魅力を引き出すことができるのです。
簡易性、再現性
人間誰しも楽をしたい生き物です。
簡単にできるとなると、自分にもできるのではないかという心理が働きます。
よくある例文は以下の通りです。
例文1「1日たったの3分でできるダイエット!」
例文2「サルでも分かる、ライティング講座」
例文3「1日10分の聞き流しで英語ができるようになる」
このように簡易性と再現性をアピールすることで、「ちょっとやってみようかな」という気持ちになり、購買に繋がります。
社会的証明
例文1「販売本数1,000本突破!」
例文2「〇〇サイトで5.0の評価を多数獲得!」
例文3「お客様満足度3年連続No. 1!」
このような文章を見てどう思いましたか?
「こんなにたくさん売れているなら買ってみようかな」「こんなにたくさんの人が愛用しているなら安心」という気持ちになりませんか?
社会的証明を取り入れることで、迷っている読者の購入意欲を動かすことができます。
特に日本人は周りに合わせる習性があるので、みんながやっていると分かると安心して行動することができるようになるのです。
権威性
人は、権威のある人物や物に従いたくなる傾向があると言われています。
例文と解説を見てみましょう。
例文1「有名人も愛用する美白化粧水!」
よくテレビで活躍している有名人や芸能人が使っているとなると、すごくいい物なのではないかと思いますよね。
例文2「元プロ野球選手が語るバッティング技術!」
実際にプロ野球選手だった人の技術を知ることができるとなると、特別感を感じることができます。
例文3「現役医師が教える健康法!」
現役の医者が言うのであれば信憑性が高まりますよね。
このように、権威性を使うことで商品の信憑性・希少性を感じ、購買意欲を高めることができます。
コピーライティングのテクニックにはこれまでお伝えしてきたように多くの方法があるのですが、その根本にあるのは人間心理の理解です。
下記の記事では人間の心を動かす心理テクニックについて紹介しているので、人の心を操りたい人はぜひ参考にしてみてください。

まとめ
今回はコピーライティングのコツとテクニックを5つずつご紹介しました。
コピーライティングでは、いかにして読者の心を動かすかが重要です。
そのために、わかりやすさや具体性が必要になることがお分かりいただけたと思います。
ちなみに、文章を書く時だけでなく、クライアントに自分を売り込む時も今回解説したことと同じで相手に価値が伝わるように提案しないと
「ふーん、そうなんだ」
と言われて終わります。
下記の記事では僕の体験したことを基に相手に価値が伝わらないとどうなるか紹介しているの、商品を売る力を身につけたい人はぜひ参考にしてください。

なお、僕の運営するオンラインセミナーでは、コピーライターとしての稼ぎ方やコピーライティングのコツなどをお伝えする講座を無料で配信しています。
さらにコピーライティングを学びたいと思った方はぜひ、無料オンラインセミナーに登録することをおすすめします。